徳川家康公の遺言により2代将軍秀忠公が建立し、家康公を祀りました。家康公が大御所として駿府に在城していた当時、「久能城は駿府城の本丸と思う」と、久能山の重要性を説いたといわれています。
権現造りの「本殿・石の間・拝殿」は、2010年12月に建造物としては静岡県内で初めて国宝に指定されました。毎年秋には駿府本山お茶壺道中行列・口切りの儀が行われます。
日本平ロープウェイ経由でのアクセスが便利ですが、国道150号線側の表参道石段を登るコースもあります。本殿まで1159段あるといわれる道のりは少し険しいですが、石段から望む駿河湾の景色が格別なので、こちらもオススメです。