足久保が静岡茶発祥の地であることを伝える碑。碑の隣には、聖一国師が学んだ中国浙江省から送られた茶の木があります。副碑(写真左)には、以下の碑文が刻まれています。
足久保茶の由来
足久保茶の歴史は、今より七五〇年前(一二四四年)に、聖一国師が中国より、茶の種子を持ち帰りこの地に播いたのが始まりです。その後江戸時代には、徳川家康公が駿府城にいた頃、足久保茶を愛飲され、三代将軍家光公の時代には、将軍家御用茶として江戸に献上されていました。この度静岡県と友好提携を結んでいる中国浙江省より静岡県を通し茶の苗木をいただき聖一国師播茶七五〇年を記念し
この地に植樹しました。
一九九五年三月十九日
足久保茶七五〇周年祭実行委員会