お茶のまち静岡市

お茶の効能

緑茶には、健康によい影響を与えるとされる成分が多く含まれることは広く知られていますが、「緑茶を習慣的に摂取することで、男女の全死亡リスク及び心疾患、男性の脳血管疾患及び呼吸器疾患による死亡リスクの減少がみられた」という研究結果が、国立がん研究センターから発表※され、その効能がますます注目されています。
お茶の渋み・苦味成分
カテキン
Catechin
強い抗酸化作用があって、動脈硬化、がん、高血圧など最近増えている生活習慣病の予防に効果があります。また、殺菌作用も強く、口臭予防、虫歯予防、食中毒の予防にもなります。
お茶の苦味成分
カフェイン
Caffeine
眠気を飛ばしたり、脳や心臓の働きを活性化する効果があります。カフェインは取りすぎると頭痛が起こり易くなると言われているため、過剰な摂取には注意が必要です。
お茶の甘味・うま味成分
テアニン
Theanine
お茶の葉だけに含まれているアミノ酸で、心と体をリラックスさせる効果があります。
ビタミンC
Vitamin C
がん、風邪の予防に効果があります。1日に必要なビタミンCの量は大人で約50mg。お茶10杯分に相当します。
ミネラル
Mineral
フッ素・亜鉛・マンガンなどのミネラルもお茶には含まれています。なかでもフッ素は歯の表面を強くして、虫歯にならない抵抗力を付ける効果があります。
※国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究グループ「緑茶摂取と全死亡・主要死因死亡との関連について

緑茶に含まれる主要な成分と効能

カテキン
血中コレステロールの低下
体脂肪低下作用
がん予防
抗酸化作用
虫歯予防、抗菌作用
抗インフルエンザ作用
血圧上昇抑制作用
血糖上昇抑制作用
口臭予防(脱臭作用)
カフェイン
覚醒作用(疲労感や眠気の除去)
持久力増加
二日酔い防止
利尿作用
テアニン
神経細胞保護作用
リラックス作用(α波出現)
ビタミンC
皮膚や粘膜の健康維持(コラーゲン形成)
抗酸化作用
ビタミンB2
皮膚や粘膜の健康維持
ビタミンE
抗酸化作用
葉酸
神経管閉鎖障害の発症予防
動脈硬化予防
β-カロテン
夜間の視力維持
フッ素
虫歯予防
ミネラル
(亜鉛、マンガンなど)
生体調節作用
γ-アミノ酪酸
血圧低下作用
フラボノール
抗酸化作用
血管壁強化
がん予防