「山のお茶は、貯蔵しておくと香・味がより深まる」と言われています。
江戸時代、駿府城に居城した大御所徳川家康公は、
春(新茶の時期)、茶壺にお茶を詰め、
夏の間、標高1000mを超える冷涼な井川大日峠に設けたお茶壺屋敷で保管・熟成させ、
晩秋に駿府へ運ばせ、味わい深い風味と香りを楽しんだ
と言われており、駿府本山お茶まつり委員会では、この故事にならって5月から半年にわたり一連イベントを開催しています。
一連イベントの最初となる今回は、「茶詰めの儀」(新茶「静岡本山茶」を茶壺に入れ封印する儀式)を執り行うほか、
家康公も味わった「熟成本山茶」・「静岡本山茶」の無料呈茶を行います。
――家康公の静岡茶へのこだわりを今に伝える、歴史・文化・茶のすべてが集約された、静岡ならではの儀式――
是非お立ち寄りください。
日時:平成28年5月28日(土)午前11時から午後2時まで(雨天決行)
会場:JR静岡駅北口地下広場イベントスペース
主催:駿府本山お茶まつり委員会