「静岡茶の祖」と言われる聖一国師は、大陸から多くの文化・技術を伝えました。
その一つが、京都・東福寺に保存される重要文化財「大宋諸山図」の巻末に記された水車の図『水磨様(すいまよう)』です。
この水車の仕組みは、水車を動力として、製粉、ふるいなどの一連の作業が二階建ての建物内で行われており、日本の製粉プラントのルーツとも言われるものです。
この度、原図を基に実物大の1/12の縮尺模型を当時の1200年代を想定して復元をしました。茶業関係者だけではなく製粉、製麺業界、木工業界など各産業界の方々にも是非見ていただきたいです。
制作者は、動くダンボールアート作家 千光士 義和 氏(奈良市在住)です。