5/26(日)に静岡市歴史博物館1階学習支援・市民活動スペースにて、駿府本山お茶壷道中行列の最初の儀式である「茶詰めの儀」が行われました。
当日は、会場に厳かな雰囲気が漂う中、想定を超える多くのご来場の皆様に見守られつつ、無事に茶詰めを行うことができました。
茶詰めの儀終了後は、「本山茶の発展と未来」をテーマに静岡市歴史博物館名誉館長の中村羊一郎氏、茶道家の海野俊堂氏、生産者の藤田匠氏、佐藤誠洋氏によるトークディスカッションが行われました。
本山茶の歴史に関する解説や、生産者・茶道家としての生の声、お茶に対する思いや今後の展望に関するアイデアなど、貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。
また、事前申込いただいた方々を対象に、別室で「MY茶壷 茶詰め体験」も行われました。
用意された茶缶に本山茶を詰めていましたが、参加された皆さんは苦戦しながら、出来上がった茶缶の仕上がりに満足されている様子でした。
「茶詰めの儀」で詰めたお茶は、10/26(土)に開催予定の「口切りの儀」まで、井川のお茶蔵にて熟成されます。今から秋が待ち遠しいですね!
ご来場いただいた皆様をはじめ、多くの方と「口切りの儀」でお会いできることを心待ちにしております!