去る10月30日(日)に「第40回駿府本山お茶壺道中行列・口切りの儀」が久能山東照宮にて行われました!
当日は、午前中に井川大日峠のお茶蔵にて「蔵出しの儀」を行い、お茶蔵で半年間保管していた茶壺を蔵から取り出しました。
その日の午後、茶壺は時代衣装を身にまとった道中行列一行により久能山東照宮拝殿まで運ばれ、「口切りの儀」において煎茶道静風流家元の海野 俊堂氏により封が切られました。
当日は晴天ということもあり、多くの観光客の皆様に見守られながら、熟成本山茶は家康公の眠る久能山東照宮へ奉納されました。
第40回という大きな節目の年に、道中行列も含めて無事に執り行うことができ、改めて皆様に感謝申し上げます。
このイベントを通じて、家康公が愛した静岡本山茶、静岡市のお茶がもつ歴史や魅力を少しでも感じていただけていたら幸いです。
ぜひ普段の生活でもお茶を愉しんでいただき、時には家康公やお茶の歴史に思いをはせながら、ホッと一息ついてみてくださいね!