５月28日（金）に第39回駿府本山お茶壺道中行列「茶詰めの儀」が行われました。
「茶詰めの儀」は、「家康公が新茶をお茶壺に詰め、井川のお茶屋敷にて熟成させ、晩秋に駿府へ運ばせ、味わい深い風味と香りを楽しんだ」という故事にならった一連のイベントの最初の儀式になります。
例年は、ＪＲ静岡駅北口地下広場イベントスペースにて儀式を執り行い、新茶を呈茶していましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、昨年度同様、関係者のみで執り行い、静岡本山茶研究会の佐藤誠洋氏と藤田匠氏によってお茶が詰められました。
今回詰めたお茶は、10月17日（日）開催予定の「口切りの儀」まで、井川のお茶蔵で熟成されます。
井川の冷涼で湿度の低い地で保管することで、薫り高く熟成されます。
大変待ち遠しいですね。
