7月23日(土)に平成28年度「静岡市お茶の学校」第3回講座を実施しました!
第3回講座のテーマは「お茶屋の仕事と茶の町散策」
講師は「しずおか・茶の町コンシェル」の皆さんに務めていただきました。
第2回講座で摘んだお茶っ葉が荒茶になるまでの工程について学びました。
今回の講座では、その荒茶が静岡茶市場で取引され、茶商の仕事によって仕上げされ皆さんが購入する商品になるまでの工程について学びました。
また、お茶と茶の町のつながりについてまち歩きを通じて学びました。
講義では「お茶問屋の仕事」をテーマに茶商の仕事、技について教えていただきました。
講義:「お茶問屋の仕事」 講師:マルヒデ岩崎製茶 岩崎泰久様
今回の会場は「静岡茶市場」。静岡県内はもとより、全国からお茶が集められ、日々取引が行われています。
取引は相対売買(あいたいばいばい)で行われており、取引の実演も見学しました。
取引実演青色の帽子が買手(茶商)、緑色の帽子が売手(生産者)、黄色の帽子が仲介人(茶市場職員)
その後、2グループに分かれ工場見学と茶の町散策を行いました。
ヤマカ勝山商店様を訪問したグループは仕上げ工程の見学と火入れ・品種茶の飲み比べを行いました。
仕上工程見学
火入れ・品種茶の飲み比べ体験
茶葉の香りや味を確かめました。
山梨商店様を訪問したグループは仕上げ工程の見学(煎茶・ほうじ茶)・冷倉庫見学・飲み比べを行いました。
仕上工程見学
ふるい分け実演
ふるい分けたお茶の細かい種類も教えていただきました。普段は入れない冷蔵庫の中を見学!品質管理についても学びました。
茶の町散策では散策を通じてお茶と茶の町の結びつきを学びました。
茶町町名碑(写真左側)
聖一国師の碑