※写真は令和5年のものです。
大御所として駿府城に居城した家康公は、【新茶を茶壺に詰め、山間部の冷涼な地域でひと夏を越し熟成した茶を晩秋に味わった】と言われており、この故事にならい、駿府本山お茶まつり委員会では5月から半年にわたり一連のイベント(5月:茶詰め 10月:口切り 11月:お茶まつり)を開催しています。
今回は、一連のイベントの始まりとなる「茶詰めの儀」(新茶「静岡本山茶」を茶壺に入れ封印する儀式)を執り行います!煎茶道静風流家元の海野俊堂先生指導・監修のもと、茶師が茶詰めを行います。
なお、茶壷に詰めたお茶は井川大日峠にあるお茶蔵で保管・熟成され、秋に開催する「口切りの儀」で開封されます。
また、茶詰めの儀終了後は、トークディスカッション「本山茶の発展と未来」を開催します。
静岡市歴史博物館名誉館長の中村羊一郎先生を迎え、茶詰めの儀を行った海野先生、茶師2名を交えて、講師4名で本山茶の歴史や今後の展望について語っていただきます。
観覧無料ですので、静岡市歴史博物館の見学とあわせてぜひお立ち寄りください!