北番町、安西、茶町など静岡茶市場周辺には、製茶問屋や斡旋商をはじめ、お茶に関する様々な業種、茶業関連施設が数多くあります。
このため静岡市は、各地からお茶が集まりお茶に関する様々な情報を集積し、付加価値を加えて全国へ届ける役割を担っています。また、市内には茶箱や茶袋などの資材、製茶機械、倉庫や運送業などお茶に関わる関連産業も多くあります。こうしたお茶のまち、関連産業の発展のきっかけは、清水港からお茶が輸出されたことと深く関係があるのです。
静岡市には全国からお茶が集まります。各地の荒茶の特性を見極めて仕入れ、飲む人の好みに合わせて、火入れ、合組(ごうぐみ)を行い、美味しいお茶に仕上げるのが製茶問屋の仕事です。