本山茶のルーツ、安倍藁科地区のお茶工場・有限会社ネクトは、静岡市内でも屈指の製造能力を誇る共同製茶工場。茶農家の法人化が珍しかった1998年に静岡の茶農家として初の農業生産法人となったパイオニアでもあります。効率だけを追求するのではなく、オートメーションによる無人製造が可能となった現在においても、常時4名の茶師が長年培った経験と五感を駆使し、常に妥協しないお茶づくりを心がけています。平成28年には、第70回全国茶品評会において、最高賞である「農林水産大臣賞」を受賞。地域をリードする存在として走り続けています。
お茶づくりと並行して、平成16年に「農産物直売所 藁科・しんま路」、平成27年には葵区鷹匠に「青物市場 しんま路 Table」をオープンさせ、自社の商品販売だけでなく、契約農家の野菜などの販売も手掛け、地域の農業振興に尽力しています。