清水区の茶産地である茂畑。この場所でお茶の可能性を追い求め、お茶づくりに全身全霊を傾けるのは杉山貢大さん。
お父様の代から地元の共同製茶工場でお茶を作り続けてきた貢大さんは、葛藤の末2017年に独立を決意。不安を抱えながら無我夢中で作った初めての「自分のお茶」を喜んでくれたお客様がいたことで、自信を持つことができたと当時を振り返ります。
「一煎目しか美味しくないお茶がイヤ」だという貢大さんは、収穫量が少なくなる代わりに、旨みが凝縮されたお茶になる「芽重型(がじゅうがた)」で栽培し、量より質を大事にしています。煎が利く貢大さんのお茶は「8煎目までおいしく飲めた。」とお客様からも評判。
天然で桜葉のような香りがする清水のブランド茶「まちこ」の生産者の一人でもある貢大さんは、2019年の「まちこ品評会」で第一位を獲得されています。他の生産者も認める貢大さんのお茶で、身も心もほぐされてください。