お茶が好きすぎる生産家、豊好園三代目園主の片平次郎さん。単独の茶園としては全国でも珍しい25種類以上の品種茶を取り揃え、全国はもとより海外へも届けています。
就農3年目に生産したお茶が、全国茶品評会かぶせ茶部門で1等3席に入賞。「天才かと思った。」と茶目っ気たっぷりな次郎さんですが、その技術は折り紙つき。豊好園は平成27年度の『皇室献上茶 指定茶園』にも選ばれています。
次郎さんがお茶に向き合う姿勢は、どこまでもお茶への愛に溢れ「人のエゴで作るのではなく、あくまでお茶と人が対等であること。」という哲学を貫いています。
「静岡茶の歴史の最先端にいる者として、次の世代にこの環境をつなげたい。」という思いから、
肥料をたくさんあげてフォアグラのようなお茶は作らない。
虫や病気にやられるオーガニックのお茶も作らない。
その上で残留農薬が検出されないレベルを常に目指し、お茶が自分で旨味をたくさん作れるように、茶樹の状態を見ているのだそう。
多くのファンを魅了しつづける、次郎さんのお茶をぜひ手に取って、召し上がってみてください。