お茶のまち静岡市
茶農家やまき

白鳥 勝之さん

地元「玉川」の、かけがえのないお茶を丹精込めて作っています。

静岡市の北部、安倍川支流域の葵区玉川。ここでお茶を作っているのは、茶農家やまき園主の白鳥勝之さん。「ほんの少しでも去年より良いものを作ることを目指しています。本当に難しいことなんですけど。」そう語り、一歩一歩努力を重ねられています。

勝之さんのお茶は、萎凋(いちょう)したお茶を中蒸しで仕立てるのが特徴。萎凋とは、摘んだお茶を適切な環境下で管理して葉の水分を蒸発させる工程。本来は紅茶や烏龍茶を作る過程で行うもので、緑茶の場合は市場での評価が低くなるのだとか。ただ、萎凋したお茶から出る“萎凋香”は花のような独特の香りで、勝之さんはこの香りにこだわっているとのこと。

地元玉川と人、人と人をつなぐモノを作りたいという思いから、商品ブランド「玉川四季物語」を立ち上げ、令和3年2月現在、春・夏の2種類が商品化されています。今後、秋・冬の商品化も予定されており、今から楽しみですね。

茶農家やまき
住所
葵区長妻田73
TEL
090-7619-1302

匠からのメッセージ

匠おすすめの商品

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玉川四季物語 夏

種別煎茶(ティーバッグ)
品種やぶきた
25個入 ¥1,000
冷茶で飲むのがおすすめ。水色は薄い緑色ですが味は旨みがよく出ています。この冷茶を飲むと、もう市販のものは飲めないという嬉しい言葉をいただいたことも。ほのかに渋みもあり、さっぱりした後味。非常に飲みやすく、お子さんのいる家庭にもおすすめです。

玉川四季物語 初夏

種別煎茶(中蒸し)
品種やぶきた
100g ¥1,000
中蒸しにより透き通った緑のきれいな水色が出ます。味が濃く、旨みもよく出ています。香りは萎凋することにより昔の「山のお茶の香り」が出ています。ほのかにフルーティーさも感じられる良い香りがします。

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