「次の世代も同じように仕事ができる環境を守ることが目標」と語る、かわばた園3代目園主の佐藤寛之さん。持続可能で美味しいお茶作りを続けていくために、自然由来のものだけを肥料として使用し、植物生理に従った栽培を心がけているとのこと。自身の工場で加工されるお茶は、香り高くスッキリとした味とうまみのバランスが自慢。
就農するまでは、2代目であるお父様がどんな苦労をしてきたか全く知らなかったという寛之さん。広い畑の雑草を手作業で抜き取ること、工場での加工、袋詰めまでを一通り経験することで、ご両親の努力を実感を持って知ることができたのだそうです。お茶づくりの大変さを知ってなお「栽培から製品になるまでの間に試行錯誤のポイントが多いので、とても奥深くておもしろい」と、意気込みを覗かせます。